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文京区議会議員の山田ひろこのホームページ。
皆様に応援いただけるよう活動中です。

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listhead.png代表質問と答弁 2016.02

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昨年の選挙では皆さまにご支援を賜り初当選させていただきました自由民主党山田ひろこです。

私は外資系の企業に身を置き、10数年間秘書としてその職務を全うさせていただき、その組織において物の見方や考え方を教わりました。育児のスタートと同時に地元で子どもへの英語英会話の指導に務め、また地元の少年野球のお手伝いに関わり、地域と共に育つ文京区の子どもたちの成長を見てまいりました。本日自身最初の代表質問にはこれらの経験を元に会派を代表し質問をさせていただきます。

質問させていただく項目は、大きく分けて5つです。

① 小中学校における英語教育の充実
② 児童遊園の新しい活用法とボールの使える場所
③ 江戸川公園入口のトイレの移設と街灯の整備
④ リスクコミュニケーションの促進と減災について
⑤ 小学校の避難所対策について

です。



① 小中学校における英語教育の充実



まず初めに小中学校における英語教育の充実について質問させていただきます。私の15年間の地元での指導経験をもとに「学習効果の上がる指導方法」、「学習量」、そして「早期学習について」の観点に分けて質問いたします。

最初にこの英語をご覧ください。【I went to the park with my friend yesterday.】という中学1年生の3学期に取り上げる英文例です。「私は昨日私の友達と公園に行きました。」という和訳になりますが、英語の語順と日本語の語順の違いにお気づきになりましたか。実はこの語順そのものが日本人にとって英語の習得を困難にさせているのです。ある語学研究機関の報告でこんなことが証明されました。アメリカで暮らす英語を母国語にしない人の英語の修得に費やした時間の調査ですが、英語と同じ語順である中国語やドイツ語を話す国の人は英語を修得するのに480時間費やし、日本人においてはなんと2500時間と5倍以上もかかっているということがわかりました。また、かつての文部省が行なった英語が好きかという小学生から中学生を対象としたアンケートには 80%の小学生が「英語が好き」と答えているのに対し、中学1年生になると2か月で40%の生徒が「英語は嫌い」と回答し、半年もすぎると60%が、そして中学3年生になるとなんと80%の生徒が「英語が嫌い」と回答し、英語は数学を抜いて嫌いな科目№1の不名誉な科目となってしまっておりました。最初に習う英文がThis is a pen. と書かれていた教科書を使ってた頃から比べれば近年の学習内容は使える会話表現を中心に組み立てられ、外国人教師のネイティブの英語に触れる時間も組まれ、改善されてきております。更に文京区においては公立中学校で英検を年に1度受験できるようになり、学習手段として様々な取り組みに理解を示され実施されていることはとても喜ばしいことです。ただ、最初に話した英語と日本語の語順配列の距離に着目した指導がなされなければ、修得に時間のかかる問題は一向解決されないのです。そこで提案いたします。

和訳にする際には(と言って、文に手を添えて話す)「私は、行きました、公園へ、私の友達と、昨日」というように、頭から英語の語順に合わせ塊ごとに訳すのです。それでも意味は充分理解できます。「私は、昨日、私の友達と公園へ行きました。」という日本語の訳され方そのものが理解しにくい原因を作っているのです。これが学習の壁を作っていると言っても過言ではありません。英文を和訳して説明する際にはこの英語の語順に合わせた頭からの訳し方が大切です。

これによりリスニングにおいてもリーディングにおいても頭からそのまま理解していけるようになっていくからです。二度聞かなくても、二度読み直さなくても英語と同じ語順に慣れることにより何倍にも違和感なく構文が入りやすくなります。日本人が日本人に教える上で大切なポイントがここにあることについて教育長はどのようにお考えになりますか、お聞かせください。→教育長答弁:日本人が日本人に英語を教える上で大切なポイントが語順配列の違いにあることについてのお尋ねですが、学習指導要領の解説では「生徒に英語の文構造や語法を理解させるために、語の配列や修飾関係などの特徴を日本語との対比でとらえて指導を行うことも有効であると考えられる」と示されております。これを受け、中学校の英語の授業では、単語の配列の指導を説明や話し合い等の言語活動と一体的に行う等、授業の工夫・改善を進めているところです。今後も単語の配列を踏まえた指導の充実をはたらきかけてまいります。

次に使える英語にするための大切な「英語との接触量」についてです。語学学習は知識の理解から成るものではありません。ひたすら真似て言う口頭練習にあります。CDなどを聴きながらの練習ですと聴こえてくる英語で一回耳に入り、発話してもう一回、真似て言う自分の言葉がまた耳に入って3度習う効果があると言われております。いかに英語との接触量を多く持つかはこうした練習法で可能になるのです。この方法は通訳の人が取り入れている学習法でもあります。この基本手順で大量の口頭練習から暗記暗誦する学習で、日本語と英語のネットワークを自然と構築させ、更には文法性と文産能力までが自然と養成されていくのです。私が以前見学に行った都立小石川中等部の英語の授業は、最初から最後まで声を出して真似て言う練習にほとんどの時間が費やされていました。文京区の公立中学校において一部そのような指導をされている先生もいらっしゃると聞いておりますが、大量の口頭練習からの暗記暗誦にも重きをおいた授業展開にしていただきたく、教育長の見解をお聞かせください。

→教育長答弁:大量の口頭練習からの暗記暗誦にも重きをおいた英語の授業展開についてのお尋ねですが、学習指導要領の解説では、「話すこと」について「強勢、イントネーション、区切りなど基本的な英語の音声の特徴をとらえ正しく発音すること」と示されております。この内容を「話すこと」の基礎であると捉え、各中学校ではご指摘のような繰り返す練習を行うことにより話す力の定着を図る指導を進めております。今後も外国人英語指導員を有効に活用し、児童・生徒がネイティブの発音に触れる機会を多く確保するとともに英語教員の指導力を向上し、児童・生徒の英語を話す能力を育成してまいります。

接触量ということでもう一点お伺いします。2020年のオリンピック・パラリンピックに向け、区内の街の看板や標識も順次英語との併用表記になっていく中で、区内の小中学校においても生徒の手作りでもいいと考えますので、校長室、保健室、音楽室、家庭科室、体育館等々の案内板なども英語との併用表記にすべきです。語彙力のアップになり、英語への興味をも促します。英語との接触は授業の場だけに限らないというセンスを常に教育者自身が持ち、工夫、改善していくべきと考えます。教育長はこの点においてはどのようにお考えますか、お聞かせください。

→教育長答弁:小中学校における案内板などの英語との併用表記についてのお尋ねですが、区立中学校においては、各学校の判断により、ご指摘のような子どもが作成したカード等による案内板の英語の併用表記を行っております。さらに、学習発表会で英語を扱ったり外国人留学生と交流したりするなど児童・生徒が英語に触れ、活用する機会を増やす取組がおこなわれております。今後も児童・生徒が日常的に英語に触れる機会を十分に確保するよう適切な学習環境を整えてまいります。

次に幼児からの英語教育の推進についてお伺いします。
文部科学省では本年度から段階的に実施する「英語教育改革実施計画」を公表しました。その中で、「小学校中学年から英語学習が始まる。」とあります。我々は生まれてすぐに日本語を聴き、真似て言い、使えるようになってきたわけですが、それを小学校の中学年まで待つ必要はないのです。語学学習は右脳の発達している幼稚園・保育園の学齢からされることはその幼児の音声基盤構築に長けてる特性からも大変効果があるのです。文法を考えずして丸覚えを簡単にできるこの時期に英語の歌やチャンツ、また絵本などで英語のシャワーを浴びせていくことで知らず知らずのうちに文を覚えてしまうのです。こうやって幼児期から英語に親しんできた子どもは中学生で習う文法にも文法として考えることなく、文法理解に苦しむことなく、我々が日本語をそうやって話しているように、話していけるようになっていくのです。幼児期から英語を親しませることをどうお考えですか。
グローバル化が進み、世界を相手にできる人材、日本のそして日本人の良さを伝えられる人材の育成は待ったなしです。日本においての英語教育がより良い効果の上がるものと進化していくための教育長のお考えを教えてください。

→教育長答弁:幼児期からの英語教育についてのお尋ねですが、各幼稚園においては幼稚園教育要領に示された内容に即して保育が行なわれております。就学前の幼児は小学校との円滑な接続を目指し、望ましい言葉の体験を積み重ねていく段階であります。このことを踏まえ現在各幼稚園で子どもたちの言葉の体験の一部として外国の言葉や歌に触れる機会を設けております。幼児期の英語今日行くについては全園一律に実施する予定はございませんが、今後とも子どもたち一人ひとりを大切にした教育活動を推進する中で英語に触れる機会の充実に努めてまいります。




② 児童遊園の新しい活用法とボールの使える場所




次に児童遊園の新しい活用法とボールの使える場所についてお伺いします。

私は子どもは太陽の光を浴びて遊ぶことを一貫して育児をしてまいりました。その子育ての経験を元に質問させていただきます。太陽の下で身体を動かすことは強い骨を作り丈夫な身体を形成すると考えています。そればかりでなく人と関わる場所に身を置くということになり、こどもながらもそこには社会が存在し、遊びを通してマナーやルールを学べ、人と関わることで優しさや思いやりの心を育ませる大切な環境と考えています。

自身のこどもが3歳の時まで私達家族は隅田川のそばに住んでおりました。雨の日以外は私のこどもとその仲間たちは毎日公園で一日中走り回り、ボール遊びをし、縄跳びをし、鬼ごっこ、かくれんぼをしたりして過ごしました。しかし、文京区での子育てに希望を抱き、引っ越してきたのではありますが、近所にあった児童遊園は住宅に囲まれた高台になっており、通行人からは見渡せず、死角になっていて人気もないので、息子との二人だけの時間も限界になってしまいました。こんなにも外で遊ばす環境が、違うものかと大変悲しくなりました。その後、1999年に文京区の環境ネットワーク会議委員の公募があり、私は二年間そこで公園利用についてその満足度と地域の子育て世代の声を拾い、その実態を行政に報告しました。もう20年近くも経ちます。
今では、ボール遊びが怪我に繋がる理由で禁止された公園では子どもたちに代わってお年寄りが憩う場になっています。元気なお年寄りが増えたことと、ITが進み、子どもたちの遊びが外から内に変わってきてしまい益々子どもを内に置いてしまっているということもあり、公園での光景は変わってきてしまっています。それでもボールを持って外に出たい子どもは沢山います。ボール遊びしたいけれど、子ども同士で行けるような距離にボールを使える所がないのです。大きな公園こそネットが張られ、遊具と球技とで分けられた環境に整っておりますが、家の近くになかったら、どこでボールを遣わさせてあげられるのでしょうか。校庭開放においてもゴムボールに限られているなど充分な楽しみを提供してくれる環境にはなってないのが現状です。そこで地域に沢山に点在する児童遊園の在り方をコンセプトから見直し、リニューアルをすることを検討ください。幼児を持つ親子から就学児童、更には高齢化に適応すべき幅広い活用方法をそれぞれの児童遊園の立地場所に適性と個性を持たせ、リニューアルをご検討ください。
子どもの数が年々増加する文の京、文京区は今こそ児童遊園の新しい活用のされ方に着手されるべきです。地域に多く点在する児童遊園の敷地であるからこそ、その在り方によっては幅広く喜ばれるものと化していけるのです。12平方キロメートルという限られた文京区内に新しく広場を求めているのではありません。現在ある敷地を時代のニーズに合わせ改修ください。この度の新大塚公園リニューアルには地域の皆さんの声と要望盛り込まれ満足のいくものと計画されました。公園課のご尽力に感謝いたしますと共に、今度はボールの使える広場としてどこか一か所でもモデルケースとして着手されその手腕をまた発揮していただけますようお願いいたします。

→区長答弁:ボールが使える児童遊園についてのご質問にお答えします。ボールが利用者に当たったり、道路に出るなどの危険があることから、原則、禁止となっておりますが、区内にある公園等の内9園には球技施設が設置されております。現在のところ児童遊園等をボールが使用できるように整備する計画はございませんが近隣に球技施設がない地域については今後公園等の再整備の中で可能性を探ってまいります。また、こどもひろばや、今後、小学校全校で実施する予定の放課後全児童向け事業等により、放課後や休業日に校庭等を開放することでボールの使用を含め、遊び場の拡充にとりくんでいるところです。



③ 江戸川公園入口のトイレの移設と街灯の整備



続いて、江戸川公園のトイレの移設と街灯の整備についてお伺いします。

松聲閣がリニューアルされた新江戸川公園には江戸川公園から入るルートがありますがこの江戸川公園の入り口にはトイレが入口中央に位置し、その裏は公園入口より死角になっており、夜はいつ犯罪が起きてもおかしくないような場所となっています。このトイレの設置場所としても入口正面に置かれることは、新江戸川公園から続く川と台地に挟まれた緑豊かな景勝地のお迎えに相応しいでしょうか。玄関を開けるといきなりトイレがあるのと同じです。このトイレを西側自転車置き場に移設することにより、玄関である入口はただの入り口ではなく広場としての機能を持たせることができます。ラジオ体操、盆踊り、フリーマーケット、野外ミニコンサートなどそして近隣町会主催のイベントにはこのスペースは大変有効になってきます。2020年のオリンピック・パラリンピックには大勢の観光客が訪れます。「この地のおもてなしの顔」となるランドマークとして、活かさないわけがありません。
また、現在音羽9丁目町会、関水町会の防災倉庫や小石川第4分団消防団本部もこの公園入口に設置れています。大災害の発生に伴い、この場所は一時避難所としての活用も可能になってきます。
人と人との顔が見られ、コミュニケーションのできる場所の役割は大きく減災を促すことにも繋がるのです。そのためにも早急にトイレの移設をご検討ください

→区長答弁:現在のトイレの位置については公園利用者だけでなく、より多くの方々が利用できるよう道路からの視認性を確保した上で園内の歩行ルートや首都高速の橋脚などの条件を考慮の上、設置しております。今後、江戸川公園のトイレの整備を行う際にはいただいたご意見を踏まえ地域の方々との協議を行い配置等を検討してまいります。

つづきまして、この江戸川公園から新江戸川公園の神田川沿いの桜の名所の街灯についてです。この神田川沿いの遊歩道は区内屈指の桜の名所です。桜開花の時期には区内外から大勢の方がこの桜の鑑賞に昼夜やってきます。しかし残念なことに、夜には街灯の照明も点けられますが、充分に桜をライトアップされるには及びません。昼の桜と夜の桜は全く違う味わいがあります。一週間あるかないかのこの日本人の花見という慣習、文化の演出にもう少しこだわってみてはいかがでしょう。この現在ある街灯の屋根を強化ガラスに付け変えることで、今まで下にしか照らされなかった明かりを上にも照らし、桜の花をライトアップできるようになるのです。普段におきましては防犯上の効果をも生み出します。



④ リスクコミュニケーションの促進と減災について



続いて、リスクコミュニケーションと減災についてお伺いします。

「自助・共助・公助」とは阪神淡路大震災以降、聞かれるようになった言葉でしたが、東日本大震災以降は、ただの役割分担と心構えだけでは防災には機能しないということが言われるようになりました。そこで代わって出てきた言葉が「リスクコミュニケーション」と「減災」です。

リスクコミュニケーションとは、行政と地域、近隣町会同士、近隣住民同士が減災に関する情報をしっかり共有し、災害に強い地域をつくるためにコミュニケーションをとりましょうという考え方です。減災とは、災害時の被害を最小限に抑える考え方で、以前は防災として災害を防ぎましょう。災害で壊れないものを作りましょう。という考え方でしたが、東日本大震災における想定外の被害において建物は壊れても人命は助けよう。防ぐことは無理でも被害をちいさくすることはできるかもしれないという考え方です。リスクコミュニケーションは1朝1夕にできることではありません。日頃より顔を合わせる機会を多くし各町内会の防災訓練でリスクコミュニケーションを促進し地域の減災力を高める手段です。そのための一つの手段として、区内全域の公園、近隣町会の児童遊園に最低1個以上の非常時用「かまどベンチ」の設置をお願いします。「かまどベンチ」を利用した防災訓練が町内会で行われるよう、設置、増設を要請します。

→区長答弁:これまでも区有施設や公園の新設・改修の機会を捉えかまでベンチの設置を進めており今後も原則として設置を図るとともに訓練を推進してまいります。

そして、もう一つの手段として、「イングレス」を使ったリスクコミュニケーションの促進についてです。
イングレスは、AndroidとiOSに対応したスマートフォンを使った無料のオンラインゲームです。ゲームといってももともとグーグルの社員が自分のこどもを外で遊ばせるために開発したゲームです。
モバイル端末の位置情報を利用して地球を盤面として展開していくもので、青と緑の二つの陣営に分かれて「ポータル」を取っていきます。ポータルには各地の名所や史跡、また街に現存するモニュメントなどが採用されていて、それらポータルをスマートフォンに記録していくゲームです。実際にポータルがある場所まで移動する必要があるのでウォーキングやジョギング、サイクリングなどの運動のついでに楽しめることでも注目を集めています。また、普段何気なく通り過ぎていた街のオブジェの名前が分かるなど新たな発見があるのも楽しみの一つです。日本はアメリカに次ぐプレイ人口を擁し、自治体や企業でもこのイングレスを使った様々な取り組みが行われております。
私も実際にこの体験会に参加してまいりました。参加者は殆どが区内外からの若い方で、中には子ども2人を連れてウォークラリー感覚で参加したお父さんもおりました。このイングレスを一つの手段として町会行事に参加してもらうことで町会の担い手としての若手の発掘、育成につながる効果もあるばかりでなく、ポータルを探しながら街を巡ることで集客にもつながり商店街の振興にも一役担う効果もあります。

既にこのイングレスを導入している自治体として、岩手県では東日本大震災の後に観光課がイベント開催の一助として積極的に取り入れました。23区内では中野区が保険課で健康促進のために応援しており、千代田区では経済産業課が中心となり商店街振興に一役関わっております。
企業では大手飲料メーカーが災害時でも自家発電し、無料で飲み物が取り出せる防災対応の販売機を全国に2000台配置し、その販売機をポータル化しました。他にも情報、金融、物流の大手企業が
オフィシャルスポンサーとなるなどPRにも活用されております。
このイングレスを活用することは観光・地域の活性、健康促進と共に町会など地域の若手育成などに大変有効であると考えます。文京区の発行する文京ソーシャルイノベーションニュースでは「支援プロジェクト」としてそのイングレスの活動を紹介しております。

既にこのイングレスを導入している自治体として、岩手県では東日本大震災の後に観光課がイベント開催の一助として積極的に取り入れました。23区内では中野区が保険課で健康促進のために応援しており、千代田区では経済産業課が中心となり商店街振興に一役関わっております。
企業では大手飲料メーカーが災害時でも自家発電し、無料で飲み物が取り出せる防災対応の販売機を全国に2000台配置し、その販売機をポータル化しました。他にも情報、金融、物流の大手企業が
オフィシャルスポンサーとなるなどPRにも活用されております。
このイングレスを活用することは観光・地域の活性、健康促進と共に町会など地域の若手育成などに大変有効であると考えます。文京区の発行する文京ソーシャルイノベーションニュースでは「支援プロジェクト」としてそのイングレスの活動を紹介しております。

さて、2020年オリンピック・パラリンピックを視野に、このイングレスというゲームの活用と今後の取り組みについてお聞かせください。

→区長答弁:区では地域のリスクコミュニケーションを促進し、減災力を向上するため避難所や区民防災組織などの防災訓練においてHUG(ハグ)と呼ばれる避難所運営ゲームやDIG(ディグ)と呼ばれる簡易型図上訓練を実施しゲーム感覚で災害時の対応を考える訓練を導入してまいりました。今後、イングレス等を参考にスマートフォンを活用した新たな防災訓練や啓発活動の手法について研究してまいります。



⑤ 小学校の避難所対策について



最後に冬の小学校の避難所対策についてお伺いします。

昨年度末の小日向台町小学校であった冬の総合避難訓練は近隣住民、街をよく知る町会員、小学校父母、そして校長先生をはじめとし先生全員が参加してのまさに地域ぐるみという言葉通りの意識の高い理想的な訓練でした。私も炊き出しの担当させていただき、実際の現場に立つ中で避難所にはハードな面とソフトな面との二面あると悟りました。ソフトな面としては、地域が一丸となったここの避難所は人の温かい心が機能されとても満足のいくものでした。ここでハードな機能面についてお聞きします。
避難所となる学校施設に必要な機能は3つあります。一つ目は学校施設としての基本的な条件です。
それは、耐震性、耐火性、バリアフリー、断熱性があげられます。二つ目は避難所として必要となる機能です。電源・ガス・トイレ・情報通信、食糧、飲料などの備蓄です。3つ目は避難所としてのスペースです。それは、居住スペース、感染症患者等の専用スペース、炊き出しスペース、救援物資保管スペースがあげられます。

国立教育政策研究所の避難所に指定された全国の公立学校の避難所としての機能を持たせる設備率の調査では、地域ごとに事情があり自治体によって何を優先して整備するかは様々であるのが現状だと指摘しています。現在の文京区の避難所となる学校での設備状況はどのようなものかをお聞きします。
そして現在の課題とその整備の過程にあるならばその進捗状況をお聞かせください。

→教育長答弁:学校における避難所機能の設備状況等とその課題等についてお尋ねですが、備蓄倉庫や非常用の通信装置については全小中学校において設置しております。しかしながら、多目的トイレが未設置の学校もあり、今後学校施設の快適性向上事業において現在多目的トイレが未設置の7校に整備をしてまいります。また、自家発電設備については3校に設置しておりますが、その他の学校についても備蓄物資に発電機を備えており避難所としての機能を確保しております。今後、改築や大規模改修の際には、引き続き区長部局と調整の上、避難所機能を備えた施設整備を進めてまいります。

また、この小日向台町小学校では、居住スペースとなる体育館には茣蓙一枚が畳代わりに敷かれていました。夏はその暑さから茣蓙の利用に何ら問題はありませんが、冬の寒い時には体育館の床からくる底冷えには辛いものがあると考えます。余分な電気電熱に負担をかからずしてすぐ対応できるアルミ断熱材の寝袋の枚数の増加を検討いただけるか教えてください。

→教育長答弁:学校における避難所機能の設備状況等とその課題等についてお尋ねですが、備蓄倉庫や非常用の通信装置については全小中学校において設置しております。しかしながら、多目的トイレが未設置の学校もあり、今後学校施設の快適性向上事業において現在多目的トイレが未設置の7校に整備をしてまいります。また、自家発電設備については3校に設置しておりますが、その他の学校についても備蓄物資に発電機を備えており避難所としての機能を確保しております。今後、改築や大規模改修の際には、引き続き区長部局と調整の上、避難所機能を備えた施設整備を進めてまいります。


最後に、文京区が住みやすい都市一位に選ばれたのは今の区民の皆さま方が築いたのであります。今後もそうあるためには心身共に丈夫な若者を、地域で育て、地域を想える心を育ませること、そういう若者がこの文京区を牽引していくのだということ、そして安全安心に暮らせる街であり続けるためにもリスクコミュニケーションの促進に今後も努めていくことを提言します。山田ひろこに託し、この議場に送ってくださった区民の皆さまの想いと共に山田ひろこの第一回目の代表質問を終わらせていただきます。ご清聴誠にありがとうございました。